おまつりBoyと夢みるGirl
第7章 あいたい・・・それだけ

・・・いつの間にか制服のまま眠ってたみたいだ。



「・・・つり・・・・まつり!!」



「・・・・・ぅあっ??」



「ちょっと、変な声出してないで、起きなさい」




んん?



うっすらと目を開けると、エプロン姿のママがベッドの横に座ってた。



「ぅわっ!・・・なにしてんのっ?」



「なにしてんの、ってあんた・・・・ご飯にも手をつけてないから・・・・」



「って、そんなのいいじゃん」



布団をがばっ、と引き寄せる、その手をママがつかんだ。






「なに?」



< 136 / 275 >

この作品をシェア

pagetop