本気の恋に出逢うまで
「当たり前じゃん、
まっ、気楽に行こうよ、ね?」




確かに、この合コンで恋ができるとは思わないけどいつかいい恋愛ができればいいなと私の心底思う。




「頑張るわ、どうしようもなくなったらフォロー頼むわよ。」




「任せといてよ。
もちろん、とりあえず、沙都ちゃんたちの事はタブーでしょ?」




「当たり前よ!
ばれたら大変よ。
絶対ばれないようにしてね。」




恋をするとは別に、沙都姉の事がばれたら、大事だ。




それは、阻止しなちゃ。




「はいはい、わかりました。
じゃ、私食べ終わったから先行くね。
6時にちゃんと来てよ。」




美香は自分の食べた食器と鞄を持って席をあとにした。





私に念を押して。





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