キミと青空の下で





以外な台詞に、あたしはただ突っ立った呆然としていた。




だってだって…助けてくれてすごく驚いたから。




クラスメイトは皆『飯田くんやばーい』とか『彼女想い~』とか冷かしている。




亜衣もあたしの背後から抱きついてきて『かっこいい彼氏だね』って騒いでいた。




…これでいじめが終わったの?




嵐が過ぎたように感じて、思わず隆起くんを見ると、さっきとはまるで別人の笑顔に変わっていた。




何だか変な気分……あたしを助けてくれたの?




「ごめんねっ?隠し事してて…助けてくれてありがとぉ」




「当たり前だろ?俺が彼氏なんだから」




それはまるで幼稚園の頃に言われた"ボクがいるじゃん"のようだった。




やっぱり隆起くんは昔と変わらないね。




その日の放課後…




「奈緒のカップル見てて、早く手に入れたくなっちゃった♪って事で今から海斗くんに告白しますっ!!」




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