ねえ、愛してる。


あたしが間髪入れずに

返事をしたせいで彼は

目を真ん丸にしてあたし

の事を見ていた。


あたしはそんな姿も

愛しくて彼に微笑んだ。



「…ほんと?」

彼はまだ信じられない

らしく聞いてきた。

だけど、あたしがうん

とだけいうと嬉しそうに

目を細めてあたしに

1つ口付けをして

また微笑んだ。

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