素直にカエル2 ~先生と夏休み~


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「結局そのまま翔太は行っちゃってさ。今年また戻ってきたんだよ。…うち言いたいこと何も言えなくてさ。情けねぇって思ってて…」


理奈は私に真実を打ち明けてくれた


「理奈…。今もその子がスキなんでしょ?」


私は理奈の左手を両手で握りしめた


「…よくわからないんだよ。本当に…。この気持ちはそういう気持ちなのか、それとも…2年も会わないでいた後悔なのか…」


「別に今答えだせってわけじゃねぇだろ?今はお前がその翔太ってヤツの力になってやればいいんだよ」


先生はこちらを向いて理奈の頭に手を乗せた



「もしその気持ちが後悔だとしたら、今からでもたくさん遊んでやりゃいいことだ!別にお前が悩む必要はないんじゃねぇか?」






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