教師×教師


ガチャッ

「…ただいま。」

「あっ、パパやっと帰って来た!」

「遅くなってごめんな。ご飯、食べるか。」


ハンバーグをテーブルに並べて

「「いただきます!」」


あっ、俊吾紙に気付いてくれた。
けど、見て見ぬふりをして、何事もなかったかのようにご飯を食べている。

なんかショック。
ちょっとくらい反応してくれたっていいじゃん。
する気ないのかな…。


……

「「ごちそうさまでした」」


悶々しながら、片付けをした。


「…風呂、一緒に入るか?」

いつの間にか、奏太は寝てた。

「いいの?」

入りたいのに、なぜか聞き返した。

「どーぞ。」


かなり嬉しかった。この調子でいけば、春海が言った通りに…。
考えるとつい、にやけてしまう。


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