バツイチの恋



途中で男女ペアで
踊り出した



私にとって
アイドル的存在のイケメン君が
「菜穂さん一緒に踊ろ。」って
夢みたいなお誘い



きゃあ~嬉しい♪
‥と思ったら



「おい!そこの若造
佐伯と踊るんは
10年早いで。」
そう言いながら
憧れの部長の手に
引っ張られた



「部長ずるいですやん。
俺が先に声掛けたのに。」

「佐伯には俺みたいな
大人がええねん。」

「しゃあないなぁ。
菜穂さん今度部長抜きで
飲みに行きましょうね。」

「ええで~
そんなん言うんやったら
もうお前には
奢ったらへんで。」

「あぁ~部長冗談に
決まってますやん。」


部長とイケメン君の
やり取りに笑いながらも
憧れの部長の手と
私の手が確り繋がってて
心臓は煩いくらい
ドキドキしてる





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