野球少年と彼女と私
美和の話しを聞いて凄くワクワクしてきた。
楽しみバロメーターがMAXになった所で、クラブに到着して、クラブに入ったらバロメーターがMAXを越えた。


五月蝿い程の音楽。
夏なのに皆元気だなって思う程に楽しそう。
なにより熱気が半端なかった。


美和は入るといきなりどんどん進んじゃうもんだから、私は美和に頑張って着いて行った。

周りにお酒を飲むカウンターもあって予想通りだった。

「真美！」

美和はいきなり大きく手を振り、"真美"ちゃんに駆け寄った。

"真美"ちゃんの周りには男の人が４〜５人いた。

「美和じゃん、‥あ！初めて、真美だけど、あんた何て言うの？」

「ゆかって言うの、よろしくね！」

「ゆかね、よろしくー」

真美は派手な印象が強かった。金髪に派手なメイクにパンツが見えそうなくらいなミニスカをはいていて、とにかく露出の激しい外見だった。
気が強くてサバサバした感じの子だった。

時々、口の悪さにびっくりした。
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表紙・目次

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