野球少年と彼女と私
「わ、私のせい?!」
「じゃない?」
哲平は苦笑いを浮かべ、またねっころがった。
「でも――‥」
哲平は、話しを続けた。
「ゆかちゃんは、何も悪い事、してないよね。ごめんね、何も知らなくて、無責任な事言った‥」
「無責任な事?」
「一緒に遊ぼう、って、俺言ったじゃん」
「あ‥、うん」
哲平が謝る事じゃないよ、とか、気にしないで、とか
言いたいけど、言えなかった。
私は最低だ‥
哲平に悪さを押し付けてる。
悪いのは哲平だ、って。
哲平が"一緒に遊ぼうとか言ったから"悪いんだ。って。
‥ごめんなさい。
「じゃない?」
哲平は苦笑いを浮かべ、またねっころがった。
「でも――‥」
哲平は、話しを続けた。
「ゆかちゃんは、何も悪い事、してないよね。ごめんね、何も知らなくて、無責任な事言った‥」
「無責任な事?」
「一緒に遊ぼう、って、俺言ったじゃん」
「あ‥、うん」
哲平が謝る事じゃないよ、とか、気にしないで、とか
言いたいけど、言えなかった。
私は最低だ‥
哲平に悪さを押し付けてる。
悪いのは哲平だ、って。
哲平が"一緒に遊ぼうとか言ったから"悪いんだ。って。
‥ごめんなさい。