gloom of the prince〜恋する研究室〜
4.王子様の憂鬱
今日も1日の研究が終わる。
1つ大きく伸びをすると、俺は白衣を脱いだ。
「あの……川崎さん?」
「ん?」
控えめに俺を呼ぶ声に振り返ると、そこには南さんが立っていた。
いつもと様子が違う。
大丈夫か?こいつ。
「どうかした?」
「ちょっと、聞いてほしいことがあるんです。」
「何?」
研究のこと……、じゃないんだろ?
すぐに話し始めないってことは。
「ここじゃ、ちょっと……。」
「じゃあ、出ようか?」
「はい。」
俺は急いで荷物をまとめると、廊下に出た。
南さんは先に出て、俺を待っていた。
「ここでいい?」
「いや、ちょっと……。」
じゃあ、どこがいいんだ?
「屋上は?」
南さんはコクンと頷く。
「わかった。先に行ってて。」
1つ大きく伸びをすると、俺は白衣を脱いだ。
「あの……川崎さん?」
「ん?」
控えめに俺を呼ぶ声に振り返ると、そこには南さんが立っていた。
いつもと様子が違う。
大丈夫か?こいつ。
「どうかした?」
「ちょっと、聞いてほしいことがあるんです。」
「何?」
研究のこと……、じゃないんだろ?
すぐに話し始めないってことは。
「ここじゃ、ちょっと……。」
「じゃあ、出ようか?」
「はい。」
俺は急いで荷物をまとめると、廊下に出た。
南さんは先に出て、俺を待っていた。
「ここでいい?」
「いや、ちょっと……。」
じゃあ、どこがいいんだ?
「屋上は?」
南さんはコクンと頷く。
「わかった。先に行ってて。」