この想いを君に… −あの場所へ−
パパは…

あたしは慌ててパパを見ると。

パパは肩で息をしながらも微笑んでいた。



「むつみ」

弱々しい声。

「自分らしく…走ればいいんだよ。
…楽しんでおいで」



あたしは頷く。



パパだけは転倒した事を責めなかった。
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