ガンバレ ヒカル!!

雪菜さんと離れ、カウンターにいた廉さんの隣に並んだ。



一緒に今日の予約人数を確認して用意をする。



アタシがここに就職してから毎日やっていたこと。



これも廉さんがいなくなったらできなくなると思うと、やっぱり寂しい。



心も不安でいっぱいになる。



でも夢に向かっていく廉さんに、そんな弱音を吐くわけにはいかなかった。



今はまだこうして隣にいる。



だから廉さんがいなくなるまでに、アタシの心の中を廉さんでいっぱいにしよう。



そう誓った。




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