One Love



「ねぇ、俺って動物に例えたら何?」



涼のこの突然の発言が言動である。




「まぁーた涼は…急に変なことを」



みんなで屋上で弁当を食べているとき、涼は言ったのだ。


夏樹はああ言って笑った。



「うーん……小鳥?」


湊は真剣にそう答えた。


『ブハッ…小鳥ってッッ!!』



湊が真剣な顔でそう言うから吹き出しちゃったじゃん!!

まぁ口に物入れてなかったからいいけど…。




「涼は…オウサンショウオかな」



オウサンショウオって!
みちるナイスボケッッ。



「ハハッ。それなや、やっぱり小鳥だな」




< 47 / 96 >

この作品をシェア

pagetop