イケメン王子とワガママ姫+。*゚。
先輩



「ねぇ、優哉。」


「何?」



体育館へ向かう途中


さっきから気になってたことを


聞いてみた。



「柚菜さんって

なんであそこに居たの?」


「はッ!?」



……


素直に聞いてみたのに


呆れられてしまった。



「はぁ…」


しかも、ため息つかれた。



分かんないんだから


しょうがないじゃない!!


ため息つかないでよ。



「お前、天然通り越して

バカだよな。」



「なッ!!

バカじゃないもん。」


いきなりバカ扱いしないでよ。



あたしがムカついて


ふんッ…と拗ねると


優哉は、あたしの頭を


ぽんぽんッと叩いた。





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