イルカの涙
そしてそのまま月日は過ぎ、12月のある日。
珍しく、彼からメールが…内容はもおう、手に取るように分かる。

「友達のままでいよう」

…やっぱり、ウチは馬鹿だったんだ。
ただ、感情に溺れただけの馬鹿でしかなかったんだ……。


…その時決めたんだ。「もう恋は高校までしない」と。

なのに、それなのにあの日…杉岡を見つけてしまった。。。

でも、中途半端な気持ちだった。
カッコイイと思う。
…でも、ドキドキはしない。
近づきたいと思う。
…でも、何もするコトがない。
話してみたいと思う。
…でも、話すコトがない。
少なくとも…友達にはなってみたい。
好きになるなら、もっと杉岡のコトを知ってからがイイ。

好きになるなら……

その日の夜、ウチは考えた。
《どうやって杉岡のコトを知ろうか》…。

《一緒に話していたら、次第に距離が縮まる?》
《…それじゃあ、いつまで経っても中途半端だって!!!》
《じゃあ…》
頭の中で一人コントをしながら、なんとなく部屋を見渡してみる。

右…左…上…下……《…あっ。》
ウチは床に落ちてた、一冊のノートを見つけた。
中を見てみると、それは友達との交換ノートだった。
コレを見て、ウチはやっと決めるコトが出来た。


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