制服のニオイは恋の予感
序章
放課後───────…


誰もいない教室


この時、私の目はあるモノを見ていた


無意識に手を伸ばしてしまう


心臓が壊れそうなくらい、脈打っているのが自分でもわかる





ガラガラ──…


「え?」


ドアの開く音に振り向いた


「お前…何してんだ?」


「べ…別に…」





ウソ…見られた!





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