制服のニオイは恋の予感

部屋へ招待

清書をしながら真琳達の話に耳を傾ける


大貴は素知らぬ顔で私に古墳の説明の載った箇所を見せてきた


大貴のことを説明するのは今しかない


4人がいる時じゃないと、誰かが先に帰ってしまって、誰かに話してしまったら新学期から最悪だから


大体、大貴が昔からの付き合いだなんて変なこと言うから悪いんだ



「どう?進んでる?」


精一杯、勇気を出して声をかけた


真琳は怒っているのか顔さえ見てくれない


若村君は少し顔を上げてくれただけ


私はココで、サラッと言うことにした


4人、ちゃんと聞いてよ?




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