制服のニオイは恋の予感

理由

真琳は話を終えるとスッキリした表情になり、元の真琳に戻ったようで、見ていて嬉しくなる


「帰ろ!」


私は真琳の手を引いた


4人で帰るなんて初めてで嬉しい


それに、さっきまで真琳を見ていた生徒達の微妙な視線が変わっていた


「大丈夫!大丈夫!」


私は真琳と手を繋ぎ、わざと大きく振って歩き、校門を出た


少し歩いて手を放す


「真琳!また明日、学校でね」


「うん!バイバイ」


「バイバイ!」





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