制服のニオイは恋の予感

ニオイ

次の日…


「よっ…」


後ろから声をかけられた


「あ、大貴…風邪、もういいの?」


「ああ…昨日は悪かったな」


大貴が珍しく謝ってくる


「べ、別に…プリント渡しに行っただけだし…」


私はあの漫画を見たのが、バレていないかドキドキしながら答えた


そんなドキドキした気持ちは、大貴の次の言葉にすぐに消され…


ううん…消されたというのは間違いで、ドキドキが加速してドコかに行っちゃった感じ





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