ドキドキ逆ﾊｰﾚﾑ?! ～その後の二人～

全員そろって朝食を食べ終えると、
あたしと彗は大学へ。

沐は円城寺学園へと向かう。


『じゃぁ頑張ってこいよ！』


「彗も無理しないでね。」


あたしと彗は、別々の駅で降りて、それぞれの大学へと向かった。



『星～♪』



後ろから元気な声でよばれる。


この呼び方をするのは一人だけ。


「玲於那！おはよう☆」


あたしと玲於那は同じ大学へ通っている。


優は大学へは行かずに働くことにしたらしい。


大企業の息子なのに、
大学へ行かなくてもすむのは、きっと優が次男だからだと思う。


Ｙ大のすぐ近くのお洒落な喫茶店。


"愛華"

高校の頃、４人でデートをしたときにここへきたのを覚えている。


優はここで働いている。

あたしと玲於那は帰りやお昼はよくここへ来るからわりと優とも会える。