ドキドキ逆ﾊｰﾚﾑ?! ～その後の二人～

ｶﾗﾝｶﾗﾝ――

『いらっしゃいませ-』


お洒落な喫茶店に入って迎えてくれたのは、最高な営業スマイルをしている優。


「こんちわ♪」


『ｫｵ！もぉ終わったの？』


「そぉだよ-」


一番奥の、日当たりのいい席があたしたちの特等席。

迷うことなくそこに向かい、座る。


『あれ？玲於那は？』


気づくの遅っ；


心の中で軽くツッコミ、

「麗華さんに会いにいった-」


『マヂで!?ぉお-いいねぇ♪』


そんな会話をしながら、あたしが頼んだのはオレンジジュース。


今の時間帯は人があまりいないから、優も席に座って一緒にお喋り。


この時間だけは高校時代を思い出させてくれるんだ。