眠り姫は・・・男の子!?


「2つで合計580円になります」


そんな店員さんの言葉と一緒に渡されたクレープを叶が受け取る。


あたしは渋々お財布からお金を出して渡した。


「ありがとうございました♪また来てくださいね」


ふわりと微笑んで言う店員さんに軽く頭を下げながら微笑み返した。


「ん、」

『…ありがと』


叶のほうを見れば、アップルクレープを渡された。


やっぱりアップルクレープか…。


「近くに公園あるからそこのベンチで食おうぜ」


そう言うと1人でトコトコと歩いて言ってしまった。


「…?早く来いよー」

『叶早いっ、まったく…1人で勝手に行かないでよっ』


ぷんぷんと頬を膨らませながら、少し先にいる叶に歩み寄った。


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