恋愛短編集
やきもちやき



ある日の放課後の教室。


委員会が一緒の男の子に話しかけられた。


「なぁ、この紙、いつまでに出せばええんやったけ?」


「うーんと、たしか明日までやったで?」


「あーそか、ありがとう。」


ニコッと笑って教室を出た男の子。



ほな帰ろ。


「たつやー帰るで!」


私の彼氏の名前は、たつや。


そのたつやがいきなり




『俺以外の人と話したらあかん!』




「えっ?どないして?」






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