神様なんてくそくらえ!


 「朝比奈さん…。」

 「春樹、納得してから帰って来なさいね?」

 『…うん。』

 意味深な笑みを浮かべる香澄は

 ひどくゆったりとした仕草で立ち上がった。

 「じゃぁ、神嶋くん。幸運を祈ってるわ」

 「…ありがとう?」

 「クスッ」


< 87 / 114 >

この作品をシェア

pagetop