彼氏=モデルさま!?②


  「な……にこれ…」


いつものバイトの時間だった

更衣室のロッカーを開けるまでは

開けた途端にビリビリに破かれたエプロンに仕事の用のジーパン

見つけてくれたのは鹿島さんだった

半開きのあたしのロッカーをのぞいてみたらって話してくれた


 「っ……」

 「花梨さん…大丈夫?」

篠宮さんが肩に手を置いて心を落ち着かせてくれた


 「あ…はぃ……」

 「取り敢えず、鹿島さんは店に戻って下さい。花梨さん、今日は事務所で仕事をしてもらえますか?替えのエプロンは渡しますから……」

 「は、はい……」




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