気づいて、目をゆっくりと開く。




するとベッドの上で毛布をかぶって寝ていた。




『起きた?』


『うん。。。』




『泣いたまま寝ちゃったから。俺んち連れてきちゃったけど…。』




『…ぁ。。』



『いいから。ゆっくり休んできな。』




『ありがとう。』




『あ、名前言ってなかったな。俺は彰(しょう)。』



しょう…?





将を思い出す…。


一気によみがえってきた。




将との思い出…。








頭の中が真っ白になって…。



何も考えられなくなった。









『どうした??』









< 163 / 186 >

この作品をシェア

pagetop