でも、あの時逃げなければ南は助かっていたかも知れない…。

私があそこで言葉を恐れなければ…。


南はお気に入りのメモに

『夏、最初から言ってくれればよかった。
 私は夏に裏切られた事で逝くんじゃないから。
 ずっと向こうで夏の事見てるよ。恋、がんばってね。』

書き残し、屋上から飛び降りて運動場に血を出して倒れていた。



先生からの報告。。。


夏は泣いた。

自分を責めた。

だから、将と付き合うことも断った。

最低の女だ。

大親友を裏切り、そしてこの世を去らせてしまった自分を責めた。

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