Ⅰ.二日間の彼女




ある時、小さな男の子が1人で泣いていた。


柳沢先輩の他にも気付いてあやしたけど、泣き止む気配すら無い。


その中で、柳沢先輩だけが優しくなだめてピタリと泣き止ませた。



「…先輩、どこにそんな特技を持っているんですか。」


「特技?俺はそんな特技は持ってねぇよ。
ただ、子供が好きなだけ」



そう微笑んで、初めてあたしの頭を撫でた。







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