Ⅰ.二日間の彼女




キキィ…



自転車を止めて、向かった場所。



「公園じゃない。」



「そぅ、公園だよ。」




亜美は訳が分からずに立ち止まる。



「お〜いっ!康介遅ぇぞっ!!」


「スンマセン!今日は飛び入り参加の助っ人用意しましたよ〜!」



助っ人?


何の話よ。




亜美はさらに首を傾げる。




「亜美、サッカーやるぞ。」




笑顔でこちらを振り向き、そう言った。








< 6 / 73 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop