無口な王子様
亜由美は、慶太の膝に手を乗せたままじっと一点を見つめている。
「あのさ、」
私が言いかけると、
「亜由美、ダメな子だねぇ。」
と、亜由美がポツリとつぶやいた。
「あんな噂があったじゃん。友達いなくなっちゃうし、知らない人からは変な目でみらっれちゃうし。
優奈の事、疑うわけじゃないけど。でも。」
私はようやく気が付いた。
どうして亜由美が拒否していたのか。
違う。拒否じゃないんだ。警戒してたんだ。
私は、亜由美の隣にしゃがんで、亜由美の肩を抱いた。
「気付かなくてごめんね。」
どうしてそんな事に気付かなかったんだろう。
私は自分を責めた。
すると、亜由美は
「優奈は亜由美が慶たんの事、本当に好きだって知っても誰にも言わないよね?
雪乃ちゃんにお似合いだからって、連れていっちゃわないよね?」
と、私の腕にしがみつく。
「優奈は、そんなことしないよ。もし、そんなことがあったら、私もカミングアウトするから!ね?」
そう。その時は私も亜由美と一緒に好奇の目にさらされよう。
亜由美と一緒なら耐えられるんだから。
「あのさ、」
私が言いかけると、
「亜由美、ダメな子だねぇ。」
と、亜由美がポツリとつぶやいた。
「あんな噂があったじゃん。友達いなくなっちゃうし、知らない人からは変な目でみらっれちゃうし。
優奈の事、疑うわけじゃないけど。でも。」
私はようやく気が付いた。
どうして亜由美が拒否していたのか。
違う。拒否じゃないんだ。警戒してたんだ。
私は、亜由美の隣にしゃがんで、亜由美の肩を抱いた。
「気付かなくてごめんね。」
どうしてそんな事に気付かなかったんだろう。
私は自分を責めた。
すると、亜由美は
「優奈は亜由美が慶たんの事、本当に好きだって知っても誰にも言わないよね?
雪乃ちゃんにお似合いだからって、連れていっちゃわないよね?」
と、私の腕にしがみつく。
「優奈は、そんなことしないよ。もし、そんなことがあったら、私もカミングアウトするから!ね?」
そう。その時は私も亜由美と一緒に好奇の目にさらされよう。
亜由美と一緒なら耐えられるんだから。