『契約彼女』
「ごめんね、お待たせ。」

やや急ぎ足で出て来たハナは、

手ぶらだった。


「気に入ったのなかったの?」

「ううん、

前に見てた欲しいサイズのカラーが

品切れだったから取り寄せになったの。」


そう笑う顔を見て、

俺はなんとなくほっとする。


「そっか。

他に行きたいところは?」


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