流れ星



「これからはきちんと来るからね」



幻覚なんだよね


だって死んだ人が目の前にいるわけないんだよ


もしかしてあたし霊感あるのかな?


そうだったらいいな


そしたら幻覚じゃなくなるから


幽霊でもきちんと話ができるから



「今度またゆっくり話そう」



お父さんと光がニコって笑ったように見えた



「遼、行こう」


「もういいのか?」



あたしが話してるときもずっと黙っててくれた


そのやさしさだけで十分だよ


あなたがそばにいるだけで十分だから


どうかあたしの前からいなくならないで下さい




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