完璧社長とKISS! ~Police Love Story【番外編】~

そのまま、エレベーターの前までに連れて行かれた。

未だに私の肩を抱くてを離してくれない。


「あの・・・」


不思議な顔で安井さんに問いかけようとすると、


「ココ、いつもこっち来ると泊まるホテルなんや。

そんな濡れたままやと風邪ひいてまうやろ?

俺の部屋で風呂入りや」


「…っえっ?!」


思わず、身を縮めた。


「ははっ、そんな警戒せんといてーな、
信用ないんかなぁー、俺って」


笑いながら
首の後ろを擦る安井さん。


「あ、いえ・・・そんなつもりじゃ・・・」


エレベーターが到着したことを告げる音ともに、
開いた箱の中に乗り込み上昇した。




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