完璧社長とKISS! ~Police Love Story【番外編】~
ブブブブ、ブブブブ・・・・
新幹線の心地よい揺れで、
俺は、眠ってしまっていたようだ。
スーツのポケットに入れていた携帯が振動して起こされた。
開くと、美和からのメール。
【今、タクシーの中、
もうすぐ駅に着くよ。
駅前のいつものカフェで
待ってるね
早く、会いたい】
すぐに、返信した。
【新幹線遅れてるから
待たせるけど、必ず行くから。
俺も、早く会いたい
今日は、寝させないからな】
そのあと、
美和がもの言わぬ姿になってしまうなど
誰が予想しただろう。