子供な恋
1.幼馴染み
ー…………ぃ


……ん?


何か聞こえる?


メイは何か聞こえたような気がして少しだけ意識を浮上させた。


「おい!朝だぞ、メイ」


……これは、優の声だ。


「あーさーだー」


そう言ってメイの体をゆすってきた。


「う~、まだねむいのー」


やだ!まだ起きたくない!!


布団を頭まで被って丸まった。


「あっ、こら!メイ寝るな。起きなさい」


またメイの体をゆすってきた。


優がゆするのをやめたようだ。


よし♪これでまた寝れる。


そう思ってもう一度寝ようとしたら……


優は布団を勢いよくはがし、メイの体を自分の方に向かせ両脇に手を入れ持ち上げた。


…………


「おはよう」


……メイを持ち上げたまま、無駄に爽やかな笑顔で挨拶された。


背の低いメイは勿論床になど足は着かず、足はぷらぷら宙をさ迷っている。


「………やだ」


「おはよう」


メイが挨拶をかえさなかったらまた、笑顔で言われた。


……今度はバックに黒いものが見えそうな笑顔で……


…………


メイが黙っていると


「メイ!挨拶されたらどうするんだ」


子供に諭すようにいわれた。


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