三月の告白
2人と別れて、あたしはいつもと少し違う通学路を歩く。
なんだか知らないところのようで、よく知る地元だっていうのに不思議な気分。
バンドのみんなといて、すっかり軽くなってた『卒業』の二文字が、あたしの中で、また重みを増してきた。
でも、昨日よりはマシな方で。
『マシ』……というか、『現実味がない』って感じ。
ふわふわした夢の中みたい。
気付けば、あたしはもう
見慣れた門の前に立っていた。