オマエは俺の物

初仕事ちゃんとやれよ?

「はあああああああああああああ。」
次の日から、あたしの心はブルーだった。

「亜実!どういうこと?」
友菜が朝っぱらから問い詰めてくる。
もう、吐き出したかった。
全て。
「あのね・・・生徒会ちょ」
「松原さーん。お話があるんですけど。」
話を切られ、振り向いた先には俺様悪魔がいた。
「はあい・・・」
あたしはトボトボ歩いていった。

俺様悪魔に鋭い目でにらまれ、
生徒会室に連れ込まれた。
「誰かに俺様の正体ばらしたら犯すぞ?」
その瞳は鋭く、吸い込まれてしまった。
「・・・はい。」
顔だけはイケメンなのに、やっぱり好きになれないのは、
俺様だからだ。
「初仕事だ。ちゃんとやれよ?」
「え?どんな仕事ですか?」
先輩のコトだから、どんなコトをしだすか分からない。
「俺様がいれば余裕だ。とにかくついてこい。」
「はい。」
さっきからあたし「はい」ばっかりじゃん。これじゃ、ドM・・・。
そういえば、先輩のコトなんて呼んだらいいんだろう。
「あの、なんて呼んだらいいですか?」
「神崎澪様」
「ええ!?」
そんなことしたら皆にばれちゃうじゃん。
このひと矛盾している。
「うそうそ。澪先輩で。」
クスクス笑っている。初めての笑顔だった。
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