ひなたぼっこ~先生の、隣~





さっきより、もっと真っ赤な顔をした泰葉と先生。




「…私も、嫉妬しました」



「え?」




「麻生さんに…」



「…」




「でも、先生は先生であって…生徒皆の先生なんですよね」




「妹尾…」



「きちんと…わかってますから」



安心させるように、笑顔で先生に言った。





そのあと、一瞬だけ…







先生の表情が曇ったかのように見えたが…"そっか"と言って、また頭を撫でてくれた。





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