ひなたぼっこ~先生の、隣~
「あ、そうだ」





先生が振り返ると、泰葉を優しく抱きしめた。



「充電」


ボソッと耳元で先生が言った。


「先生…」


泰葉も、そっと先生の背中に手を回す。



「これぐらいは許してな?充電してなきゃ、やってられねぇし」




「…はい」










しばらくするとチャイムが鳴る音が聞こえ、慌てて生徒指導室から出て行った。





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