天使のような悪魔な?!恋人
そして帰る準備を再開し始めると、


「ほんと珍しいこともあるのね。」


美月ちゃんが口を開いた。
いきなりのことで何を言ってるのかわからなかった。

美月ちゃんを見つめていると、


「合コン行くなんて。うまく言って断ると思ってたのに。」


「そのことか。1回くらい行ってみたいと思ってたの♪せっかくの機会だからどんな感じなのか見てみたいじゃん。」


「ま、いいけどね。あんたは不器用だものね。深読みしすぎたわ。早く片付けな、遅れるよ。」


美月ちゃん…??

なにが言いたいのか本当はわかってたのかもしれないけど、ァタシはそれ以上は考えないようにした。


荷物をカバンに詰め終わりァタシたちは待ち合わせ場所へと向かった。

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