天使のような悪魔な?!恋人

嫉妬??蒼side

朝、家を出るとそこには
「はよ。蒼。」
雨沢君がいた。

「ど、うして??」

ここにいるの??
雨沢君の家とァタシの家は
逆方向で1時間以上も
かかるのに。

「昨日のこと、誤解されたまま
いられるのは嫌だから。
ちゃんと話そうと思って。」


真剣な顔でァタシを見つめる。

でも、誤解も何も
なんとも思ってない。
それに話なんて聞く気もない。

「誤解なんてしてないよ??
なにもなかったんでしょ??
雨沢君の声がそんな感じじゃ
なかったもん。」

精一杯の笑顔を彼に向けた。

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