透明な私

いつも通り

コピー室でコピーをとる

私の仕事は、
コピーをとる事と
お茶を入れる事。


上司とご飯に行ったり
遊ばなくなった為、


今の状態は
退屈だったりして…


ガラッ

コピー室のドアが
開く音と共に
佐藤さんの声がした。


「美里っ
今日はカレーにして?」

『分かった。』

そう言うと彼は笑顔で
コピー室を出て行った。

なんであの人って

楽観的と言うか

のん気と言うか

悩みなんて無さそう。


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