俺様系彼氏


「──ッ…」


いても立ってもいられなくなって私は走ってしまった。


あーあ…きっとバレた。

走った音が聞こえたもん。

まゆと涼に嫌われるね…私…。


そう思うとより一層涙が止まらなかった。


私は木にもたれかかって泣いていた。



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