千年前から愛してる


一葉・二葉共に年の頃同


じの若様の言葉に驚き、


退室する小太郎をあっけ


に取られて見送っていた。


二人は当然、叱りを受け


るものと思っていたとこ


ろが、やさしい言葉をか


けてくれたのだ。


国主の息子の要請に答え


られなかったわけだから


やはり、当り散らされた


り威張り散らされたりす


るイメージしか持ち合わ


せて無かった。
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