誰よりキミが…
私は次の日もその次の日も


頭の中は池本のことでいっぱいだった。


小学校のとき


私たち、何かといい雰囲気だったから



将来、池本を下の名前で


『海斗』



なんて呼べるかななんて考えてた。




今考えると全て勘違い。



いや、勘違いというか




勝手な妄想…(笑)



なんか



そう思うと


急に涙が




出てきた―。


「っく…ぇっ…。」


『どうしたの!!??』



とハルやクラスの女子たちが駆け寄ってくる。


「な…なんでも、ない。ごめんね…」



うつむきながら顔を拭く。


しまった…


ここは


学校。




ホントに



正真正銘の




バカだね



私。
< 18 / 131 >

この作品をシェア

pagetop