昼間の月は淡くて白い 第二巻

*『パノラマは縦に』

世を思っては世界を歩く

ただ行ける先を求めて

求めているのは終わりではなく

ただ一人歩いて行ける時間


一時の迷いに頬濡らした時も

月の優しさに心濡らした時も

温まる事なくとも冷えていく事のない安心がそこにあった


僕は行くよ

ただ行く

朽ちる寸前の線路

その上を行く空は縦に




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