昼間の月は淡くて白い 第二巻

*『墮天使の書斎』

綴れ

記憶の全て

綴れ

歪んだ聖なるものを

杯は隠された

剣と対になり



記憶よ歪め

それが正しき歴史なら

聖騎士の横で悪魔が嗤う

神は悪ではないと誰が決めた?



誰かにとってそれは悪でも

それは何処かで誰かを救う







女が微笑む理由(ワケ)は

誰も知らない

*
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