私と先生のSecret Love
『和真へ

…ちょっと和真との
関係について考えさせてください。

だから、籍を入れるのは当分の間待って下さい。

私は…和真が好き。
だけど、今の和真とは、
  一緒にいられない。

勝手な事を言って      すいません…。

さよなら…。

合鍵は、お返しします。』


「………沙良。」

沙良の手紙には、
涙で少し字が滲んでいた。

……俺は
沙良を
泣かせてしまった。

今……俺が本気で愛してるのは沙良だ。

なんて言っても信じる分けないよな…。

しかも…暁帆とやり直す理由だって言えないし…さっきだって沙良を

追いかけられなかった。

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