あなただけを見つめる
すると、数分もしないうちに学校に着いた晴香の顔が目の前に現れた。
おかしな物でも覗くかのような顔に、一瞬で現実に引き戻される私。
この事を晴香に言うべきかどうか考えた。
そして私は晴香に言った。
「あたし好きな人できたよ。ほら。このクラスの山崎くん。」
すると晴香は、
「ぇえ!そうなの?あの子知ってるよ。山崎くんでしよ?
でも確か、聞いた話しだと遊び人だってさ。やめといたほうがいいんじゃない?」