銀の姫~第二章~


これは
あまりしたくなかった
けど早くルナに
目を開けて欲しいから


「封印解除・・」

「マリア!?
あんた何するつもりや!!」


私を銀の光が
包み込んだ

光が収まると
そこには
”銀の姫”としての
私がいた


私はルナの
手に自分の手を乗せて
目を瞑った


そう・・
私は自分の
火の力を
少しルナに
送ったのだ
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